ちょっと詠んでみた

気持ちやできごとをつづります。川柳や短歌も思いついたら載せます。

味覚って

 

味覚って不思議です。

私は幼いころ、食べられるものがとても少なかったです。

母曰く、食べたもの・・・トマト、とうふ(もう少しあったはず (;'∀')

自分の記憶では・・・トマト、お菓子、ミートソーススパゲティ

 

小学校低学年までは、お腹が空く感覚を感じた記憶がありません。

食べたいと思うことも、お菓子いがにはなかったかも。

目玉焼きはどうしても白身しか食べられなかったです。

黄身はモクモク粉っぽくて、どうにもうこうにも オエってなりました。

給食も食べたくなかったです。

 

小学校3年生のとき、魔法がかかったような体験をしました。

学校で給食を食べるとき4人が机を向き合わせて班にして食べていました。

あるとき、仲良しの女の子のお友達が、

「先生の食べてるのマネしよう😊」

と言って始めたのです。何も考えずになんとなく私も一緒にやってみました。

先生が牛乳を飲めば、自分たちも同じくらいすすり、

先生がおかずを食べれば、自分たちも口に運ぶ。

そうしていたら、「あれ?変な味しない。食べられてる。」

と気が付きました。

それから突然、給食を食べることができるようになりました。

 

40歳の今、体質に合わないものと本当に苦手なものを除けば

だいたい食べられます。

シソ、ゴーヤ、ピーマンは20代までは嫌いでしたが、30代後半から

突然食べたくなりました。

40歳になってからはサバ缶が無性に食べたくなる日があります。

味覚って変わるんですね。